DF64グラインダー 個人輸入してみた

レポート

前回の記事で悩みまくった末選んだシングルドースグラインダー DF64を実際に購入しました。

今回はその購入プロセスの体験談を買いていきたいと思います。

と言うのも、DF64は日本のAmazonで普通に購入できるものではなく、個人輸入する必要があります。

コーヒー器具(特にエスプレッソ系)を扱うとよくあることですが、この辺りがハードルになるので少しでもイメージ共有できれば幸いです。

更新(2022/11)

Amazonでどこかの業者さんが販売開始したみたいです!

かなりお手軽に購入できるようになりましたね!(もうちょっと早くやってほしかった。。。私が気づかなかっただけか?)

7万円なら、私のように下記の方法で個人輸入した場合より、$1=150円計算で若干(5000円ぐらい?)お高いですが、妥当な値段だと思います。

現時点の最新バージョンのV4とのことなのでそこも問題なさそう。

唯一気になるのは、問題が起きた時のカスタマーサポートですかね。こちらの記事(DF64のモーターが回らない?対処方法)書きましたが、私のものはモーターが回らずメーカーの方に問い合わせて基板の交換をしてもらいました。輸入業者さんを挟むとその辺が難しくなる可能性はあります。

あと私のようにSSP刃も購入したいと言う方は、別途購入必要になりそうですね。

発注

私は、こちらのDF64のwebsiteから購入してみました。(以後この記事のスクショはこちらのサイトからです)

おそらくメーカーの直販サイトなのではないかと思いますが、確証はないです。。。

他にもAlibabaとかから購入もできそうでしたが、若干上記サイトの方が安かったのと、後述するSSP臼を一緒に購入できたのでこちらにしました。

ということでサイトはこんな感じ。

CHECK NEW MODELSからモデル選択に飛べます。

新モデルについて

実は私が購入した後で、新モデルが登場したみたいです!私の時はこのボタン BUY NOWとなっており、DF64の購入画面にすぐ飛びました。今回この記事を書くために再度サイトに訪れた時に気づきました。

最悪のタイミングで購入してしまったかなと思って、新モデルも恐る恐る見てみました。

私の理解では、DF64E と DF64P が新モデルのようです。(ZF64Wは昔からあったかと思いますが、バージョンアップされたよう)

DF64EとDF64Pは基本同じベースデザインで、Eの方がタイマーでグラインド決める機能がついたモデルのようです。Pはタイマーなしのシングルドース版。

無印と同じ用に64mmフラット臼を利用したグラインダーですね。

特徴的なのは粒度調整が無印DF64のディスクを回転させる方法から、ノブをスライドさせる方法に変わっているところですかね。

紹介ページに書いてあるのですが、新モデルのDF64EとPはエスプレッソ向けのグラインダーとのことです。このノブによる調整も調整レンジが限られているので、もしフィルター用に荒めに

挽きたい時にそこまで調整ができるのかが心配ではあります。(全く問題ない可能性もありますが)この点無印DF64はディスクを回せば基本好きなだけ荒くも細かくもできるので安心です。ノブを使った新調性方法は粒度安定感に影響はあるでしょうね。おそらく良くはなっているのだと思いますが、ここはなんとも言えません。

またSSP臼などに臼をカスタマイズした時にレンジが変わらないか、という点も気にはなりますね。ただ新モデルもSSP臼を初期搭載するオプションがあるのでその辺は考えられているのだとは思います。

見た目は、木製のアクセントが付いて、斜めっていた無印から垂直に変更になっていますね。ここは好みかなと。個人的には斜めっているスタイルの方が好きです。

無印で非常に文句の多かった電源スイッチの位置はベースの右サイドに移動され改善されているみたいです!(ただなぜか電源ケーブルまで右側から出ているのが気になりますが。。。)

サイズ感は変わっていないのでおそらくモーターも同じなんでしょう。

まだ発売されたばかりのようでレビューとかもほとんどないのでなんとも言えないですが、ざっとみたかぎり新モデルがあっても無印DF64を選んだかなと思うので、結果オーライとします。一安心。。。

オプション選択

すみません、脱線しましたが、DF64の商品ページへ。

色を選びます。私はブラックにしました。

白かブラックは標準オプションで、もし欲しければ他の色も依頼できるみたいですね。ちょっと時間がかかるかもしれませんが。

次にBurr(臼)を選びます。私はStandardのままにしました。

SSP臼を別購入することで両方の臼を手に入れて比較してみたいと言う理由がメインですが、StandardのままにしてSSPを別で購入した方がトータル安いと言う謎。おそらくメーカーの方で交換する手間代なのでしょう。もしかすると交換した場合も標準のものを同梱してくれるのかもしれませんが、分からないので期待しない方がいいかと。もし標準のものは必要ないし、交換するのがめんどくさい・自信ないと言う方はここでSSPを選んでしまうのも手かなと思います。

最後に電源。日本で使うように 100-120Vを選択しましょう。

(100-120Vだと60Hzモデルになります。東日本は100V 50Hz、西日本は100V 60Hzですが、諸々ありましたが東日本でも問題なく使えました。)

SSP臼を追加購入

せっかくなので、SSP臼も一緒に購入します。

メニューのところからBuy Burrsに。

SSP Burrsを選択。

ここにしれっと書いてあるのですが、臼だけ単体で購入する場合も送料が結構かかるみたいです。本体と一緒に買った方がお得そうですね。

お目当てはSSPのMultipurpose Burrs。

粉の粒子が非常に揃って狭い分布(Unimodal)になり、浅煎りの豆でのエスプレッソや、ドリップコーヒーでの性能がピカイチだそう。

数多くのコーヒーレビュワーさんが絶賛する臼なのでこちらを選択しました。

臼を変えることで結構味が変わると言うことなので将来他のも試してみたいですね。

チェックアウト

あとは右上のカートアイコンをクリックして、CHECKOUTから購入手続きをします。

そうするとこんな感じで、非常に分かりやすい送り先・支払い方法の入力画面に。迷うことはないかと。

日本の住所を入れると送料も$60と表示されました。

本体+SSP臼+送料で、合計は $655 -> 約9万円でした。

丁度今は円安で不利な時期ですが、まぁそこはしょうがない。割り切りましょう。

Pay nowで確定。

発注すると、発注確定のメールが届きます。

私Gmailを使ってますが、プロモーションフォルダーに振り分けられてしまったのでもし見当たらなければそちらをチェックしてください。

何も音沙汰ないなと心配になって探したらしっかりメール届いてました。

配送について

水曜日の夜中に発注し、次の日には発送手配されてました。

メールでFedExのトラッキング番号が届きます。

あとはFexExのページから進捗確認できます。

配送予定日は注文から12日後の表示になってました。

あー結構かかるなと思いましたが、最近は物流も難しいのでそんなもんかと思ってました。

シンガポールから発送されて、土曜に中国に入り、月曜朝に日本到着、そのまま月曜に家まで配送されました。

結果的には、予定よりかなり前倒しの注文日から5日で届きました。あっけないほどのスムーズさ。

関税とかもかかるかな?と覚悟していたのですが、必要ありませんでした。

かなりスムーズに簡単に購入できると感じました。

次回は、開封紹介しますね。

実はLEDは光るけどモーターが全く動かないと言う初期不良に当たりました。。。メーカー問い合わせ中ですが、今のところ返答なし。

なんだかんだ原因を探して、ちょっと改造することでなんとか動かせる状態にはなったのでこの辺りも共有します。

メーカーからもちゃんと返事があり、交換の基板送ってもらいました。詳細はこちらへ

【更新】メーカーのサポートの方から問い合わせから数日後返信いただき、初期不良ではなく、日本の一部地域で発生する問題らしいです。コンデンサを変更した基板を送ってくれたとのことで、届いたら交換してみます。個人輸入と言う面で結構サポートの面で心配していましたが、かなり親切ですね。

【もう一度更新】

開封紹介記事公開しました。ご興味あれば、ぜひこちらへどうぞ

コメント

  1. いおりん より:

    手頃なフラットバーのグラインダーを探していた時にこちらの記事を見つけ、こちらを参考に購入させていただきました!
    ありがとうございます。継続した使用感のレビューなども楽しみです。

    届き次第、リテンション改善もやってみようと思います。
    替刃についてご質問なのですが、
    SSPの64mm替刃だとRedSpeedだと、brewing,espresso,multipurpose(=unimodal?)及びLab Sweetの刃があると思いますが、選ぶ際になにか参考にされたでしょうか?
    基本がハンドドリップのため、espresso以外の刃で悩んでるのですが、いまいち参考になる記事が見当たらなくて…

    • naru より:

      ご覧いただきありがとうございます!
      少しでも参考になったなら幸いです
      替え刃についでですが、youtubeでBrianQuanさんやLanceHedrickさんを参考に選びました(英語にはなってしまいますが。)
      SSPの刃はややこしいので私も全然詳しくないですが見ているところmultipurposeが一番クリアで人気っぽかったので選んでみました。ドリップにもいいと思いますよ。
      LabSweetは新しくてまだあまりレビューがなかったのと確かちょっと高かったので選びませんでした。
      lagomP64の刃選びのFAQも結構参考になるかもです。https://www.option-o.com/faq-lagom-p64

      • いおりん より:

        ご返信ありがとうございます。

        niche zeroを持っているので2台目にフラット刃のものが欲しかったので比較記事含めて非常に参考になりました。
        lagomP64も悩んでいたのですが、お手頃価格ということでこちらに。

        SSP刃もありがとうございます。
        youtubeでBrianQuanさんやLanceHedrickさんの動画見てみます。
        私もとりあえず、multiを試そうと思います。lab sweetも後々…

        中々、英語でしかレビューが見当たらないので比較難しいですね。見やすいサイト探すのも大変で(笑)

        • naru より:

          niche zeroお持ちなんですね。DF64と大分迷ったんですが、nicheあまりに手に入れづらく。。。
          Lagom P64は一気に跳ね上がりますもんね。
          確かにこの辺りの情報は英語でしかないですね。英語の動画も喋ってるだけなので、ニュアンスとか分からないと厳しいですよね。
          Lab Sweet私もいずれ試してみたいです。

          nicheとフラット比べた感想など、もしよろしければ伺えると嬉しいです!

          • いおりん より:

            私はnicheは日本代理店有りの時代に買えましたので日本仕様のやつです。

            やはり、nicheはボディ強めの出来上がりになりますよ!
            浅煎りなんかはやはり、フラット刃の方が豆の感じは出ますねぇ。

            刃の交換による差については私も揃えつつ試してみますので、またnaruさんの方の情報も楽しみにしてます。

          • naru より:

            ありがとうございます!
            なるほど、よく聞く通りボディ強めになるんですね。フラット刃のほうが浅煎りより効果あるってのは驚きです。比べられるってのは重要ですよね。羨ましいです!
            刃の種類についてもちょっと情報集めてみます

  2. いおりん より:

    option-oもP64用に新しい64mmの替刃を出したのでそちらも気になる…(笑)
    ぜひぜひ、情報お待ちしてます。

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