無駄のないドリッパーの予熱方法

ガイド

みなさんドリッパー予熱してますか?

基本中の基本みたいなところありますので、多くの方が予熱しているんじゃないかなと思います。

サムネで既にネタバレしていますが、今日はドリッパー予熱方法の小ネタになります。

非常に無駄なく効果的に予熱ができる方法です。

多分昔から言われていた方法だとは思いますが、私はちょっと前に知って導入した方法です。

ちょっと前の私のような人に少しでも届けばいいなと思います。

方法だけお伝えするだけならここで終わってしまうので、他の方法との効果比較もしていこうと思います。

では、行ってみましょう。

ケトルの上に被せる

紹介する方法は、コーヒーを淹れるためにケトルでお湯を沸かすと思うのですが、そのケトルの蓋を開けてその上にドリッパーをひっくり返して被せておくだけです。

こういうこと。

要はお湯が沸いて出る湯気を使ってドリッパーを予熱するという方法になります。

注意点としては、ケトルの形によってはバランスが取りづらい場合もあるので、もしその場合は残念としか言いようがないですね。。。
あと、このようにドリッパーに当たった湯気が水滴になって垂れるという難点はあります。

あと、この方法で予熱したドリッパーはめちゃくちゃ熱くなるのでやけどしないように注意しましょう。

メリット

多分一般的な予熱方法としては、ドリッパーにお湯をかけて温める方法だと思います。(ペーパー先にセットする人も多いと思いますが)

これに比べてメリットとしては大きく2点。

まずはどうせ捨てている湯気の熱を使って予熱をするので、必要以上のお湯を沸かす必要がないところ。環境にちょっとでも優しくいきましょう。

2点目は、お湯をかけるだけだとすぐにお湯が落ちていってしまうので予熱効果が低くなってしまうので、湯気での予熱の方が効果が高いことになります。

お湯の無駄がないのはまぁ分かるけど、効果が高いって本当か?という人もいるかと思います。

私も実際半信半疑だったので、実験してみました。

実験

予熱効果を比べるためにいくつかの予熱方法で、どれだけ実際にコーヒーを淹れるときの湯温度が変わるか比較してみました。

全て同じドリッパー、Hario Switchを使って比較しました。Hario Switchはガラス製のV60にお湯が落ちるのを止めるストッパーがついたドリッパーです。詳しくはこちら

予熱はプラスチック製のドリッパーではあまり気にする必要がないと言われており、ガラスや陶器製のドリッパーなど熱容量が大きい材質のドリッパーで影響が大きくなるため、今回はガラス製のSwitchで実験しています。

比較した方法は4種類

  • 湯気予熱: お湯が沸騰するまで、ケトルにドリッパー被せておく
  • お湯かけ予熱: 100℃のお湯を200gドリッパーにかける
  • お湯浸し予熱: Hario Switchの栓を閉じて、お湯を200g注いてしばらく置く
  • 予熱なし: 室温のドリッパー

上記の4方法で予熱したのち、Switchの栓を閉じて(コーヒー粉で流れが遅くなることを模擬)、100℃のお湯を150g注ぎ、コーンに溜まったお湯の温度を測りました。

結果はこのようになりました。

効果が低かった順に見ていきます。

まず予熱なしだと、100℃のお湯を注いだにも関わらず、82℃付近まで温度が落ちてしまいます。浅煎りの豆などは90℃以上とか高温で抽出するのがいいとされているので、これでは全然届いていないですね。ベースラインとして予熱が必要なこと実証できた感じですね。

次に見るのが、一般的なお湯かけ予熱。こちらは85℃と、予熱しないよりはいいもののこれでも結構温度が下がってしまっています。

予熱に使ったお湯の量は200gと、そもそもコーヒー淹れるのに使うお湯より多いぐらいたっぷり使ってますが、先に書いた通りすぐにお湯が流れ落ちてしまうのでドリッパーに熱が伝わる時間が足りず、十分に予熱ができていないのが分かります。

続いてよかったのがお湯浸し予熱。こちらは90℃弱まで温度が保てていて、お湯かけと比べ4℃もの差が出ました。

ここでも予熱に200gもの熱湯を使っています。

それに、この方法はHario Switchみたいにお湯が流れ出ることを完全に止めないと使えない方法です。

通常のV60でこれをやろうと思うと、正直結構手間になると思います。

最後に、ベストだった湯気予熱。これはお湯浸しに比べさらに2℃上がって91℃を超えました。お湯かけ予熱と比べると6℃以上の差が出ていて効果が歴然です。

湯気はお湯の限界の100℃を超えた温度になるので、予熱効果が高いのだと思います。

またこの方法余分なお湯は全く使っていないですし、Switchみたいな特殊な栓のできるドリッパーも不要で、通常のV60でも同じことができます。

私ちょっと前まではお湯浸し予熱を使ってました。

この湯気予熱のことを知ってから無駄が少ないので採用してきましたが、今回実際に温度を測ってみて、効果もお湯浸しより高いことが分かって、これはもう湯気予熱一択だなと思ってます。

ちょっと予熱している時はダサい感あること否めませんが、ぜひお試しください。

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