HARIO スイッチ 淹れ方ガイド

ガイド

みなさま、こんにちは!

今回は以前紹介したHARIO スイッチ ドリッパーを使ったコーヒーの淹れ方を紹介したいと思います。紹介・レビュー記事の方ではスイッチの利点について書いております。

私なりの方法なので、これが正解という訳では全くありませんが、もし少しでもご参考になれば幸いです。また、こんな淹れ方もいいよというアドバイスございましたら、コメントいただけますと幸いです。

手順まとめ

最初に手順をまとめておきます。

  1. お湯を400〜500g沸かす。90℃狙い
  2. コーヒー豆を9g挽く。中細ぐらい
  3. スイッチにペーパーをセット、お湯をいれてリンス+予熱
  4. 粉を入れ、スケールをトリム+タイマースタート
  5. お湯を150g注ぐ
  6. 2分待つ
  7. スプーンで1・2回混ぜる
  8. 1分待つ
  9. スイッチを押して、ドリップする
  10. 完成!

解説

では、解説行ってみましょう。今回はもちろんスイッチの特徴である、浸漬式で淹れていきます。

1. お湯を400g〜500g沸かす。90℃狙い

まず、お湯を沸かします。って、わざわざ書くことかよ!って思われるかもしれませんが、結構お湯沸かす時間ってかかって、他の準備を終えたかとにお湯沸てない!ってなるとイライラしながら結構待つことになるので最初にやるのが重要ポイントです。量は多めに400g〜500g程度沸かします。

私はdretecの温度調整機能つき電気ポット Arabicaを使っています。90度ぐらいで淹れています。(このポットについても今後レビュー書きたいですね)

2. コーヒー豆を9g挽く。中細ぐらい

お湯を沸かし始めたら、豆の準備です。スイッチのレビュー記事の方にも書きましたが、浸漬式では豆の引き具合、粒度(メッシュと言ったりするようです)は通常のドリップほどシビアではありません。基本的には通常のドリップコーヒーで使うような中細挽きでいいと思います。

できればグラインダーとコーヒー豆を買って、淹れる直前に挽いてください!挽いた状態で買ったコーヒー粉でももちろん淹れることは可能ですが、美味しいコーヒーのために一番重要なポイントです。

私はTimemoreのChestnut Slim Plusというハンドグラインダーを使っています。(こちらも以後レビュー書きます)比率はお湯100gに対して6g、いつもは150g淹れますので9g引いていきます。よくコーヒー豆のショップについてくる推奨の比率だともっと豆の比率が高いと思います。個人的には、この比率でも十分しっかりとした味のコーヒーが出来上がりますし、豆の比率を上げてしまうと一杯あたりのコストが上がってしまうので低めで落ち着いています。ここは好みによって調整が必要ですね。

大体このくらいの粒度です。

3. スイッチにペーパーをセット、お湯をいれてリンス+予熱

次にドリッパーの準備をしていきます。カップまたはカラフの上にスイッチを置き、栓は閉じた状態(スイッチが上がった状態)にしておきます。ペーパーフィルタをミシン目に沿って1度折りドリッパーにセットします。

私はHARIO純正の01サイズ(1−2杯用)ペーパーを使っています。「ハリオ V60用ペーパーフィルター01W 1-2杯用 VCF-01-100W(100枚入)」このペーパーを使うと150gは余裕を持って淹れることができます。(攻めれば180gぐらいまで可能)。私は白い漂白済み+タブありのタイプを使っています。同じくHARIO純正のみさらし(漂白なし)の茶色いペーパーを使っていたこともありますが、若干紙っぽい味があったため切り替えました。(本当に若干で気持ちの問題程度ですが)

ちなみにスイッチを購入するとペーパーがついてきます。こちらのペーパーは少し1-2杯用より大きく、スイッチのコーン部分のうえに飛び出るサイズです。02サイズ(3-4杯)なのでしょうか?こちらを使えばコーン部分の容量限界まで使えますね。

ペーパーをセットしたら、この頃にはお湯も沸いた頃かと思います。挽いたコーヒーをドリッパーに淹れる前に、お湯を注いでいきます。ここでの目的はペーパーをリンスすることとドリッパーを温めることです。スイッチは結構厚めのガラスでできているため、冷たいままお湯を注いでしまうとガラスに一気に熱を取られ狙った温度でコーヒーの抽出が出来ません。これを避けるためにあらかじめガラス部を温めていきます。

このようペーパーをセットしてお湯だけ入れてください

少し待って、ガラスを触って暖かくなってきたら(火傷注意です!)、スイッチを押してお湯を捨てます。

4. 粉を入れ、スケールをトリム+タイマースタート

挽いたコーヒーをスイッチに入れます。この時あまり平坦性を気にする必要はありません。通常ドリップする場合はかなり重要になりますが、浸漬式の場合お湯とガッツリ混ぜ合わせるので関係ないです。

スケールの上に、カップ・ドリッパーを置いて、Tare(スケールを0クリア)します。

スケールにカップ・ドリッパーを置いて、粉が入った状態で0クリア

5. お湯を150g注ぐ

栓がしまっていることをもう一度確認したら、お湯を注いでいきます。粉とお湯がよく混ざるように結構勢いよく注いで大丈夫です。狙った量(私の場合は150g)お湯を注いだら、2分待ちます。

お湯を注ぐ。特にゆっくり注ぐ必要とかなし

6. 2分待つ

特に書くことないです。。。他のことでもしながら待ってください。

お湯の量を多め・少なめで淹れる場合も同じ待ち時間で問題ありません。

7. スプーンで1・2回混ぜる

2分後、粉がお湯の上の方に集まっているような状態、クラストと呼ぶそうなのですが、これを割って粉を沈殿させていきます。

表面に粉が浮いてきているクラスト状態

スプーンで軽く混ぜます。ちなみにこの時、一番香りを楽しめるポイントみたいです。(私は正直、まだ味覚・嗅覚が未熟なので、難しいですが。。。)

8. 1分待つ

クラストを割ったら、粉が落ちていくようになりますので、落ち切るまでもう1分待ちます。

9. スイッチを押して、ドリップする

合計3分後、スイッチを押してコーヒーを落とします。(ドローダウンと言うそうです)。ドリップコーヒーでは最後まで落としきらないとか色々流派があるようですが、私は落とし切ってしまいます。(どうせ3分全てが混ざった状態になってたものです、関係ないはずw)

10. 完成!

これにて完成です!超簡単に美味しいコーヒーが出来上がります。

浸漬式なのにお掃除の手軽さは、私的にはスイッチのベストポイント。普通のペーパードリップ後のようにペーパーごとポイッです。あとはスイッチを流水で流して終了です。

スイッチは分解も簡単です。ガラス部分がシリコン部分から外れます。この時ストッパーの金属球を無くさないようにご注意ください!たまには分解して洗剤で洗ってやるといいと思います。ガラスが曇ってきたら漂白剤を使ってやると簡単に綺麗になりますので、お試しあれ。

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