みなさん、こんにちは!
最近暑くなってきましたねー。夏のコーヒーといえばやっぱりアイスコーヒーですが、今回は少し趣向を変えてエスプレッソトニックを紹介しようと思います。
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名前通りですが、エスプレッソとトニックウォーターを混ぜたさっぱり爽やかなドリンクです。コーヒートニックとも呼ばれます。このように2層になるようにしてサーブするとめちゃくちゃ清涼感あってキレイですよね!
色々と試して私的にベストな作り方を研究しました。紹介していきますので、ぜひ試してみてください。
作り方
作り方は非常にシンプルです。エスプレッソもしくは濃く淹れたコーヒーとトニックウォータを混ぜるだけです。
まずグラスに氷を入れます。ここで一度水を入れて、氷の表面を洗い流しておくことで氷の表面の凹凸が溶け滑らかになり、トニックウォーターを入れたときに炭酸が抜けるのを軽減することができます。
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たっぷり目に氷を入れることも重要です。私は130gぐらい使いました。氷が多いと溶けて水っぽくなってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、氷の量が多い方が全体の温度が上がりにくくなるため、結果氷が溶けるスピードが遅くなります。(もちろん時間をかけて氷が溶けるまで待ってしまうと氷が多い方が水っぽくなるので、早めに飲むことをおすすめしますが)
氷を入れたグラスにトニックウォーターを注ぎます。今回のレシピでは基本80gにしています。グラスのサイズに合わせてご調整ください。
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最後にコーヒーを注ぎます。今回のレシピでは40g前後のコーヒーを使っています。量やトニックウォーターとの比率はお好みで調整してください。
コーヒーを注ぐ時、スプーンを使って注いだコーヒーの勢いを止めてあげると綺麗な二層を作ることができます。
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飲むときは混ぜて飲むので、すぐに自分で飲むだけならいきなり混ぜてしまってもいいですが、この爽やかな見た目もこのドリンクの大きな売りだと思うので、めんどくさがらず是非やってみてください!
濃いコーヒーの作り方
本来このドリンクはエスプレッソを使うものですが、ご家庭にエスプレッソマシンをお持ちの方も少ないと思いますので、濃いコーヒーで代用しています。
今回は3種類の方法で濃いコーヒーを準備して、比べてみました。
- モカポット
- ドリップで濃く淹れる
- モカポット+ペーパーフィルター
モカポット
モカポットとは家庭で手軽に圧力をかけて抽出したエスプレッソっぽい濃いコーヒーを淹れられる道具です。私はBialettiのMoka Express 2カップ用を使っています。大体Amazonで3000円程で購入できます。
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10gのコーヒー豆をドリップコーヒーより細か目の設定で挽きバスケットに入れます。タンプ(圧迫)はしないでください。
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そして下の部分にあらかじめ沸かしたお湯をバルブの下まで入れます。
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上部をねじ込み、火にかけます。ふたは開けておきコーヒーが出てくるのを観察してください。泡が出始めたら、すぐに火から下ろしした部分を水につけて冷やすことで抽出を止めてください。
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こうすると、40gぐらいの濃いコーヒーが出来上がります。ここで一度味見してみるのをお勧めします。酸味が強い場合は豆の挽き目を細かく、苦味が強すぎる場合は少し粗くしてみるといいと思います。
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モカポットで淹れたコーヒーでエスプレッソトニックを作るとこんな感じになります。
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モカポットは金属フィルターを使っているため、微粉や油分が含まれたコーヒーになるため、濁った感じの見た目になります。
出来上がったエスプレッソトニックはコーヒーボディ感が強くコーヒーの味わいもしっかりと主張してくれます。本物のエスプレッソを使ったものに一番近い形になると思います。
ただ個人的には、見た目の濁った感が爽やかさをちょっと下げてしまっているかなと感じました。
ドリップで濃く淹れる
ということで、ドリップで淹れたコーヒーを使うことで透明感を出してみました。
ドリップを使いなるべく濃くコーヒーを淹れたいので、コーヒー粉の粒度は細かめに設定し、浸漬式のドリッパーで長めに抽出しました。(浸漬式ドリッパーについてはこちらをどうぞ。)
浸漬式ドリッパーをお持ちでない場合は、グラスにコーヒー粉とお湯を淹れて漬け込み、その後ドリッパーのペーパーフィルターを通せば同じ効果が得られます。
今回は10gのコーヒーに対し、100gのお湯を注ぎ、80g程のコーヒーを抽出しました。(コーヒー粉がお湯を吸い込みます。)
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このコーヒーで作ったエスプレッソトニックがこちらです。
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透明感があり、明らかに涼やかさがアップしてますね!作戦成功です
ただやはり圧力をかけて抽出するモカポットほどコーヒーの濃さをあげることができず、味わい的にはコーヒー感が若干弱めになりました。ただクリアな味わいというかさっぱり感はあってすっきりとしたドリンクが欲しいときはベストかもしれません。
モカポット+ペーパーフィルター
最後にコーヒーの味わいを強く出しつつクリアな見た目と味わいを出すべく、モカポットで淹れたコーヒーをペーパーフィルターでもう一度濾過する方法を試してみました。
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コーヒーの見た目では分からないですが、ペーパーをみると微粉は取り除けてそうです。
そしてこのコーヒーで作ったドリンクがこちら。
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モカポットそのままより大分クリアな見た目になりました!味わいもしっかりコーヒーの味・香りが感じられつつフィルターコーヒーのクリアな感じがあり、コーヒーの爽やかさを出すという点において私の好み的にはベストな方法だと思います。
トニックウォーター
今回は近場で入手できたトニックウォーターを三種類用意してそれぞれ比較してみました。
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左から、WILKINSON TONIC、CANADA DRY TONIC WATER、 WILKINSON GRAPE FRUITになります。3つ目はトニックウォーターなのか?みたいなツッコミはあるかもしれませんが、そもそもトニックウォーターとはなんぞやというややこしい話はせず好きにやっていただければいいかと思います。(笑)
トニックウォーターの比較には、コーヒーの準備方法で一番個人的に気に入ったモカポット+ペーパーフィルター方式で準備したコーヒーを使いました。
WILKINSON TONIC
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トニックウォーターだけの味わいでいうと、苦味と酸味があり、いわゆるトニックウォーターで想像する味かなと思います。思ったより甘味が強いです。
混ぜ合わせたドリンクの味わいとしては、酸味・苦味のバランスがいい感じで、トニックの苦味にコーヒーの苦味がマッチして深みが出ていると感じました。けど後味スッキリという印象です。甘味が結構あるので、コーヒーの甘味やデリケートな味わいは薄れてしまっています。
CANADA DRY TONIC WATER
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こちらのトニックも甘味があるタイプです。苦味が後から来る感じで、WILKINSONのトニックと比べ香りのレモン感が強いです。
ドリンクの方は、トニックっぽい苦味が結構くる感じがあります。甘味もそこそこあって、やはりレモンの香りが強いです。後味はちょっと苦味が残る感覚がありました。いい意味で言えば、コーヒー感が綺麗に混ざりあっている、悪い意味で言えばコーヒーの味わいが薄めの仕上がりになりました。香りもレモン感が強くコーヒーの香りに勝ってしまっていましたね。
WILKINSON GRAPE FRUIT
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こちらは味はついていないグレープフルーツの香りの炭酸水です。
こちらで作ったドリンクは一番クリアでスッキリした感じがありました。トニックに味がないため、コーヒーの甘味や香りは一番強く感じられ、グレープフルーツの香りも強すぎることなくコーヒーの香りとバランスよくマッチしていたと思います。
最初にコーヒー感がちゃんときてくれる感じで、そこにグレープフルーツの香り、炭酸水の軽やかさで後味スッキリなドリンクになりました。
三種類のトニックを試してみましたが、それぞれ良さがあり好みは人によって分かれるだろうなと感じました。どれも合わないというものがなく、
コーヒーの味わいを重視したい方は無糖や甘味が抑え目のトニックウォーターを使った方がいいかと思います。シンプルに甘くスッキリとしてコーヒードリンクが欲しいという方は甘味のあるタイプのトニックもいいと思います。
お手軽に試せますし、コーヒーやトニックを色々変えてみることで味わいも好みに合わせられる非常に面白いドリンクだと思います。これからの暑い季節にぴったりなスッキリとしたコーヒーなので、アイスコーヒーに少し飽きてきたなと思ったら是非お試しあれ!
ぜひコメントであなたのベストトニック教えてください!
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