コーヒー豆を観察してみた

レポート

みなさん、こんにちは!

毎日、コーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れていますが、実はあまりコーヒー豆をじっくり観察したことがありませんでした。今日は何となく気になった豆に関することを書いていきます。あまりまとまったトピックではありませんが、お付き合いいただければ幸いです。

コーヒー豆は豆じゃない

まず、これはご存知の方が多いかと思いますがコーヒー豆は実は豆ではなく種です。コーヒーに木に果実が実りますが、その果肉部分の真ん中にある種のことを豆と呼んでいます。

この呼び方は日本語特有のものではなく、英語でもCoffee Beanとして豆と呼んでいます。厳密にいうと間違った呼び方が世界中で同じように使われているのは面白いですよね。きっと輸入された時とかから間違っていたんでしょうね。(詳しくは知りませんが)

豆をよく見てみる

手元にあったコーヒーを見比べてみました。

左側は丸山珈琲さんのブレンドです。右側は無印良品のオリジナルブレンドです。

(あ、ちなみに今2021/6/13ですが6/30まで丸山珈琲さんで30周年記念のセール実施中です。かなりお買い得にコーヒー豆を買えるのでおすすめです。)

丸山珈琲さんの方は通常価格 約650円/100gの豆で、無印良品の方は約250円/100gの豆です。100gで1000円とか2000円する豆もざらなのでどちらもめちゃくちゃ高級品と言うわけではないですが、丸山珈琲さんの方が倍以上のお値段のコーヒー豆です。

なぜこのような価格差が生まれるのか。まず一番大きな差は豆の品質だと思います。両方ともブレンドなのでもちろんシングルオリジンではありませんが、丸山珈琲さんはスペシャリティコーヒーを扱われているためブレンド用の豆も同等品質と思われます。無印良品さんの方もきっと悪い豆というわけではないのでしょうが、そこまで手のかかった豆ではないと思います。

ただ今回は見た目に注目して違いを見ていきたいと思います。

焙煎の均一性

まずぱっと見でわかるかと思うのが、焙煎度の均一さです。丸山珈琲さんの豆の方が明らかに均一な焙煎度に見えます。無印良品さんの方は明らかに浅煎りすぎる豆だったり、深煎りすぎるものが混じっています。

ブレンドする際にブレンド前の豆の個性に合わせてそれぞれ別の焙煎を行ってから混ぜ合わせるという手法もあるので焙煎度が均一でないから必ずしも低品質とは言えませんが、少なくとも均一なら品質がいいと言っていいと思います。

今回の無印良品さんの豆は、浅煎りすぎる豆の配分などからみるとおそらく狙ってやっているわけではないと思います。

焙煎を均一にするためには手間がかかりますし、また一度に焙煎できる量も少なくなります。このようなところにコストがかかってくることが、いい豆が高くなる理由の一つです。

欠損豆

もう一つの違いが欠損豆の入り方です。

欠損豆とは、育ち方がいびつな豆や虫食いのある豆などのことを言います。

無印良品さんの方に入っていた欠損豆

こういった欠損豆はコーヒーに雑味を生むとして、少ない方がいいとされています。(実際のところ、飲み比べたことがあるわけではありませんが。欠損豆だけ集めて飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね。かなり大変だと思いますが。。。)

手のかかっているコーヒーショップでは、このような欠損豆をハンドピックで取り除いてくれています。実際、丸山珈琲さんの豆の方にはほとんど欠損豆が見当たりませんでした。手作業で豆を見て取り除くというかなり手間のかかる作業なのでこれもコストがかかる理由の一つですね。大量生産のコーヒー豆ではとてもこんなことはできません。

また厳密には欠損豆には入らないのでしょうが、無印良品さんの豆は結構割れた豆が多くみられました。どうせ挽くのでいいじゃないと思われる方もいるでしょうが、豆が割れていることでその分酸化が早く進みます。まさに粉でなく豆で購入している理由のところですね。大量生産して多くの店舗に輸送する必要がある無印良品さんの豆は輸送途中でかけたりするんでしょうね。

丸山珈琲さんの豆にはほとんど割れた豆も見当たりませんでした。もしかすると割れた豆も欠損豆として取り除いてくれているのかもしれませんね。

豆をそのまま食べてみた

あまりコーヒー豆をそのまま食べるということはないかと思いますが、コーヒー豆のチョコレートなどがあるぐらいなので全く食べても問題ないものです。

ということで食べてみました。当然チョコなどなしのブラックで!笑

口に入れた最初はあまり味がありません。噛んでみると食感としては大豆みたいだなと感じました。噛んでいくとほのかな甘味を感じました。

そのまま噛み続けていると、やはりコーヒーらしい苦味が出てきます。結構ここまでは美味しいです。

で、さらに噛んでいくと渋みというかえぐみみたいなものが出てきて正直不味くなってきます。

飲み込んでみたのですが、粉っぽくなっているので喉に残る感じがあり、めちゃくちゃイガイガしました。。。この辺でチョコでコーティングする意味を理解しました。

まぁ食べられなくはないですが、個人的には特にそのまま豆を食べるのはお勧めしません。おとなしくちゃんと豆を挽いてコーヒーを淹れて飲みましょう。笑

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