【ナチュラルプロセスド面白い!】堀口珈琲 ウォルカ ウレインチニーチャ ナチュラル エチオピア

コーヒー豆

みなさん、こんにちは!

本日は新しいコーヒー豆が届きましたのでレビューしていきたいと思います。

今回は堀口珈琲さんから、エチオピア 「【ウォルカ】ウレインチニーチャ ナチュラル」というシングルオリジンの豆を購入しました。

こちら残念ながら販売終了間際に滑り込みで購入したので、現時点では購入できない豆となっております。ただそれでも今回ご紹介したい理由があります。ナチュラルプロセスドのコーヒー豆である点です。私は今回初めてナチュラルプロセスドコーヒーを飲んだのですがかなり衝撃を受けました。

そもそもナチュラルプロセスドとはなんなのか?どんなコーヒーになるのか?あなたも試してみるべきか?そのようなポイントにフォーカスしてコーヒー豆のレビューをしていきたいと思います。

ナチュラルプロセスドって何?

まずプロセスとは何かという話ですが、これはコーヒーチェリーから豆(種)を取り出す方法のことになります。日本語では精製と呼ばれます。

ほぼ全てのコーヒー豆はウォッシュドプロセス、またはウェットプロセスという方法で精製されています。これは熟したコーヒーチェリーを摘んだらすぐにチェリーの皮と果実部分をパルパーと呼ばれる機械で取り除き、豆の状態で乾燥させる方法です。

それに対してナチュラルプロセス、またはドライプロセスではコーヒーチェリーのまま乾燥させ、乾燥が終わってから果実を取り除き豆を取り分ける方法です。この方法は暑く乾燥した環境が必要になり、今回の豆の産地のエチオピアでよく用いられる方法です。

またこの中間に位置するハニープロセスという精製方法も存在します。

精製方法の違いについてはまた詳しく書きたいと思いますが、この精製方法の違いにより出来上がるコーヒー豆の味に大きな違いが生まれます。ほとんどのコーヒーがウォッシュドプロセスのため、この方法で精製された豆のコーヒーが一番みなさんに馴染みがある味わいです。ナチュラルプロセスでは、果実が豆についたまま乾燥させる経緯で果実の風味が豆に多く残ります。乾燥中に発酵も進むためよくファンキーな味わいのコーヒーになると例えられます。

私はコーヒーを趣味として始めてからここまで1年半程あまりこのプロセス方法を気にせず色々なコーヒー豆を買ってきました。今回ナチュラルプロセスというものを知り購入するにあたり、一回ぐらいは今までたまたま飲んだことあるんじゃないかと思っていたのですが、買って飲んでみて絶対に飲んだことないなと確信を持ちました。それほどにナチュラルプロセスは味わいが違います。(またある意味レアです。狙って買わない限り、多分ナチュラルプロセスの豆に当たる確率は低いと思います。)

豆の見た目

ナチュラルプロセスの解説はこのくらいにして、早速袋を開けて豆をみてみましょう。

豆はこんな感じで見た感じ普通の豆とほとんど違いは見当たりません。

これ実は焙煎後のため豆に特徴がみられないのですが、実はグリーンコーヒー、または生豆、と呼ばれる焙煎前の状態だとウォッシュドの豆とかなり違う見た目をしているそうです。ウォッシュドは名前の通り薄緑っぽい薄い色の豆ですが、ナチュラルは果実の色素が浸透するため焙煎する前からほぼ黒い豆になります。残念ながらこの豆の生豆の画像はないですが、ちょっと調べていただければ豆の画像出てきます。

これはおそらくナチュラルプロセスとは関係ないのですが、豆のサイズに結構ばらつきがあるなという印象は受けました。これはシングルオリジンかつレアなプロセスだから生産量も限られておりサイズ分けしきれないのか、理由は分かりませんがちょっと気になった点ではあります。

淹れてみる!

ではいよいよ豆を挽いて淹れていきます。

まず挽いた際に感じるのが、香りの違いです。今まで飲んできた他の豆とは明らかに違う匂いがします。説明難しいのですが、花っぽいというか、香水の中に感じる絶妙にくさい匂い(分かりますかね。。。?)というようなとても独特な香りがします。

正直いうと、個人的には普通のコーヒー豆の香りの方が好みでした。ただ、間違いなく嫌な匂いではなく、面白い香りでテンション上がってきました!

では淹れていきます。

さすが堀口珈琲さんというところですが、焙煎したての鮮度の良い豆をいつも届けてくださります。膨らみも申し分ないですね。

出来上がったコーヒーの見た目は特にこれといった特徴はないですね。色もいい色ですが、まぁ普通です。

味はいかに?!

カップを口に近づけた瞬間、味わう前に香りが凄いインパクトできます。豆の時よりさらに強烈に独特な香りが感じられます。いわゆるコーヒーの香りとは全然違う香りです。普通の人に、香りだけ嗅がせたらコーヒーだと分かる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?私も明らかにコーヒーだと分かっている状態でも、なんだこれはと若干混乱するレベルです。

味わいは甘味がとても強く、酸味は軽めでした。コクと香りの強さがあり、存在感抜群のコーヒーでした。発酵感のある味になるのではないかとちょっと心配していましたが、私の感覚では嫌な発酵したような酸味とかはありませんでした。

全体的な印象としては、これは他のコーヒーとは全く別の飲み物という感じでした。

かなり独特な香りがするため、好みが非常に分かれるものだと思います。好きな人はめちゃくちゃ好きだと思いますが、全く受け付けないという人も多いと思います。私個人的には美味しいと感じましたが、毎日飲み続けたいかと聞かれたらうーん?って感じです。結構癖が強いのでたまに飲むのがいいなと思います。

ただこんなコーヒーもあるのか?!という意味ではめちゃくちゃ面白く、相当テンション上がりながら味見してました。

あなたに合うかは正直分かりませんが、ぜひナチュラルプロセスドコーヒーを一度は試してみていただきたいと思います。

ナチュラルプロセスドコーヒー飲んだことありますでしょうか?ある方は、好きでしたか?嫌いでしたか?もし良ければ、ぜひコメントで教えてください。

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