みなさん、こんにちは!
やっと思い切ってエスプレッソマシンGaggia Classic Proを購入した私ですが(私が検討した限り一番お得な購入方法についてはこちらを)、マシンだけ買ってもダメなんですよね。意外と付属品を色々と買い集めないとまともに使えません。
と言うことで、今回はエスプレッソマシンを購入する時に合わせて買いたいものをリストアップしてみます。
私の選んだものについても買いておきますね。(まだマシンも届いていない素人以前の人間なので、参考になるかは微妙でございますが。。。)
更新: こちらで紹介して、購入して届いたもののレビューをざっと書いてみました。
グラインダーは付属品と言える問題ではないので、別途記事を書いていますのでもし良ければご覧ください。私の所有しているTIMEMORE SLIM Plusはエスプレッソ粒度も対応できるみたいなので、しばらくはこれを使っていこうと思っています。(ただ、実験してみて分かりましたがぎりぎり対応できるぐらいの感じですね。詳しくはこちらの記事へ)
必ず必要になるもの
タンパー
言わずもがなかもしれませんが、エスプレッソを淹れるためにはポルタフィルターにコーヒー粉を入れてタンプ(押し固める)必要があります。押し固める時に使う道具がタンパーです。
タンパーには色々種類があります。いわゆる通常のタンパー、スプリングを内蔵したCalibrated タンパー、柄のない形をしているPalmタンパーなどなど。これについてはいずれ記事書いてみたいですね。
購入されたマシンによってはタンパーが付属されてくる場合もありますので、そこは一度調べてみてください。
私の購入したGaggia Classic Proには、一応ショボイプラスチック製のタンパーはついてくるみたいですがそれではあまりにもなので、とりあえず何か買ってみることにしました。なんか分からないですけど、タンパーってこだわりたくなりますよね。最初は普通のタンパーにしてみました。
タンパーを選ぶ時に注意すべきなのはサイズですね。マシンで使われるフィルターバスケットにあったサイズのものを選んでください。Gaggia Classic Proでは58mmです。58mmバスケット用だけどマージンを持って57mm直径になっているものとかもあります。こういったものだとタンプした時にバスケットの周りに粉が残ってしまうのでぴったりのものがいいですね。(細かいこと言うと58.3mm直径と言うのがぴったりらしいです。ただ簡単には見つかりませんでした。)
それ以外は好みのデザインで選べばいいと思います。
掃除道具
ちゃんとしたエスプレッソマシンはちゃんとお手入れをすればかなり長い間使える道具になります。そのためメンテは怠ってはいけません。
メンテに必要なのは、洗剤・ブラインドバスケット・ブラシ・デスケーラー(Descaler)などになります。
まず一番頻繁に行うべきなのは洗浄ですね。このために洗剤とブラインドバスケットを使います。
洗剤で有名なのはCafizaと言うブランドみたいです。コーヒー油などがよく取れるっぽいです。ブラシとか使って洗ってあげましょう。専用のブラシも存在するみたいですが、正直歯ブラシでいいのじゃないかと思っています。(分からないですが。)
またソレノイドバルブ付きのちゃんとしたマシンを購入した場合は、バックフラッシュと呼ばれる洗浄方法を行うと良いです。これにブラインドバスケット、穴の開いていないバスケットを使います。ざっくり言うと、ブラインドバスケットに洗剤を少し入れて、マシンにセットし、お湯がグループヘッドから流れない(穴空いていないので)状態でしばらくポンプを回して後止めることで、ソレノイドバルブ経由で洗剤と混ざったお湯がマシン内に逆流し、グループヘッドの洗浄する方法です。詳しいやり方はこちらの記事をどうぞ。
もう一つ非常に重要とされるメンテナンスがデスケーリングです。マシンに通す水に含まれるカルシウムなどの成分がマシンを使ううちにボイラー内部で結晶化してこびりつきます。結晶が溜まっていくとボイラー性能が悪くなったり、最悪剥がれた結晶がグループヘッドに詰まってマシンの故障につながります。エスプレッソマシンの第一故障原因みたいです。
この結晶化は高度の高い水を使う場合に特に問題になりやすいです。日本の水道水はほとんどの場合軟水で、硬水のアメリカやヨーロッパに比べたらスケールの問題は発生しづらいと言えます。だとしても、たまにはデスケーリングしておいた方が良さそうですね。
デスケーリングには専用のデスケーラー薬剤を使用します。ボイラーの素材によっても適している薬剤が違うみたいなので注意が必要ですね。マシンメーカーが出している純正のものを使うのが安心ですが、日本では手に入りにくそうです。
購入してすぐに必要なものではないので私は一旦保留しましたが、追ってちゃんと調べてメンテする予定です。
ミルクピッチャー・ジャグ
エスプレッソマシンを使ってラテなどのミルクドリンクを作ろうと思っている方は、ミルクをスチームするためのピッチャーも必要です。ジャグとも呼ばれます。
ラテアートをやってみたいと言う場合はピッチャーがかなり重要な道具になってくるみたいです。そういう、私もラテアートめちゃめちゃやってみたいのでピッチャーは分からないなりにもちょっといいものを選んでみました。
選ぶときにポイントはまずサイズです。作りたいドリンクのサイズに合わせて選ぶ形になります。小さすぎるとスチームしている間に溢れてしまいますし、大きすぎるとスチームがしづらいと言うことです。ラテアートで標準的なサイズのドリンクは 6oz ( =180cc)で、これにあったピッチャーサイズは約12oz(=360ml)かちょっと大きいぐらいがいいみたいです。
もう一点のポイントがスパウト(注ぎ口)の形です。ざっくりシャープスパウトとラウンドスパウトって分かれているみたいですが、物によって色々です。結構好みや描きたいデザインに合わせるところも大きいみたいなので、色々試してみる必要はありそうですね。
私は色々調べたところ、香港のWPMさんのピッチャーが結構いい物みたいなのでこれを選んでみました。
ラテボウル
もしラテアートにチャレンジしたいならもう一つ重要なものがラテボウルです。平たく言うとカップですね。
どんなカップでもやろうと思えばできるのでしょうが、ラテボウルは口が大きく描く面積が広く取れると言う点、カップの底がドーム型でミルクの対流を作りやすいと言う特徴があり、かなりやりやすくなるようです。
先ほどピッチャーのところでも書きましたが、6ozのカップがいいでしょう。
カップなので好みのデザインのものを選ぶのがいいと思います。私は海外でも有名な日本のメーカーORIGAMIさんのラテボウルにしてみました。(Loveramicsさんとかも有名みたいです。ちょっと高いですが。)
エスプレッソ用のグラス
エスプレッソを直で味わおうと言う方は、エスプレッソ用の小さいカップを買っておくといいでしょう。
これはもう完全に好みですね。私は普段ドリップコーヒー用に愛用しているBodumさんのグラスを選びました。
ノックボックス
平たく言うと、棒のついたゴミ箱です。これは必ず必要と言う訳でもないと思いますが、この棒があることで抽出が終わったポルタフィルターをこの棒にコンと叩くことでコーヒーパックが簡単に落ちると言う代物です。
これはなんでもいいんじゃないですかね。私はとりあえずなしで行ってみようかなと思っています。
できれば欲しいもの
ここからはよりよいエスプレッソを目指すために、徐々に買い揃えていきたいと思っているものを紹介します。
ボトムレスポルタフィルタ
こちらの記事で詳しく書いていますが、ボトムレスポルタフィルタと言うバスケットの底が剥き出しになる形のポルタフィルタがあるといいです。
一番の利点は、抽出中にバスケットの底を観察することでチャネリングなど抽出の問題点を直接見つけることができる点になります。こうすることで自分が正しく抽出が行えているか確認ができます。
もう一点の利点は、スパウト付きのものより高さがなくなるので、カップを置く高さを確保できます。特にスケールをカップの下に置いて、抽出量と時間を測る場合は重要になります。
また底面が平らなのでスパウト付きのものより平にタンプしやすくなります。
最後、ボトムレスポルタフィルターから落ちてくるエスプレッソはシンプルに見ていて飽きないです。
選ぶ際のポイントは、まずはサイズですね。バスケットサイズにあった物・マシンに対応しているものを選んでください。大体58mmなら互換性あるみたいですが、微妙に合わないとかタブの位置が違う(ロックした時のハンドルの位置が変わる)とかあるみたいなので。
プレシジョンバスケット
エスプレッソマシンを購入すると、ほぼバスケットは付属のものがついてくると思います。こちらが使えない訳ではないので最初は付属のものを使えばいいと思いますが、品質の高いプレシジョンバスケットと呼ばれるものを使うとエスプレッソの安定性を大きく高めることができるみたいです。
大きな差は、バスケットに空いている穴の精度ですね。マシン付属の安いものだと、穴にバリが残っていたり、穴の直径がバラバラだったりして、粉にかかる圧力にばらつきが出てしまうそうです。この件はこちらの記事で詳細書いています。
これは結構専門店からじゃないと入手困難かもしれません。
ディストリビューター
ディストリビューターとは、コーヒー粉をタンプする前に粉が均一になるようにならすための道具です。
結構色々種類・方法があります、OCD(ONA Coffee Distributer)、WDT(Weiss Distribution Technique)ツール、など。
どれがいいかも分からないので、徐々に色々試していければなと思います。
まとめ
と言うことで、結構色々とマシン以外にも欲しくなるもの多くて長くなってしまいました。ここにも書き切れていないものもあるかと思います。これ忘れてるよ!ってのがあったらぜひ教えてください。
更新:こちらで紹介した購入品は、こちらでレビュー書いてますので細かく知りたい方はぜひ。
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