安い豆・高級豆 飲み比べ 【エスプレッソ・ラテ編】

コーヒー豆

みなさん、こんにちは!

今回はコーヒー豆の価格でどう違いが出るのか?これをコーヒー歴約2年の私の感覚で共有していきたいと思います。

前回フィルターコーヒーとしてそれぞれ価格帯の違うコーヒーを淹れて比較しました。豆の紹介などもしていますので、まずはこちらのフィルターコーヒー編からみていただければ幸いです。

今回は同様にエスプレッソとして淹れた場合、またそれをラテにした時にどんな差を感じられるのかを共有していきます。

ざっと豆紹介

今回もフィルターコーヒー編と同じ豆を使っています。

  • 高級豆: REC COFFEE KISSA BLEND 850円/100g
  • 中級豆: STARBUCKS COFFEE CAFFE VERONA 454円/100g
  • 安価豆: スーパーOK オリジナルブレンド 106円/100g

繰り返しで恐縮ですが、詳しくはこちらのフィルターコーヒー編をどうぞ。

エスプレッソで比較

まずはそれぞれの豆でエスプレッソを抽出しました。

同じグラインダーの設定で12gドース、30gのイールド狙いで抽出しました。

ここの比較条件がそもそもエスプレッソとして正しいのか、というツッコミはあるかと思います。豆が変わったら当然それぞれにベストなグラインド設定や抽出条件がことなります。なので正しく行うのであればそれぞれ最適条件を探して比較するべきなのです。

ここでまだエスプレッソ初心者の視点が入ってくるのですが、ぶっちゃけ細かい粒度調整をできるグラインダーを持っていないのです。詳しくはこちらの私の持っているハンドグラインダーTIMEMORE SLIM PLUSでエスプレッソを淹れられるのか実験した記事をご覧ください。1設定しか実質使えないのです。

ですので、ここはそういう初心者的な背景も含めて比較させてください。

安価豆 OK オリジナルブレンドはこちら。12g In 30g Outに50secかかりました。

中級豆 STARBUCKSはこんな感じ。12g In 30g Outに39secかかりました。

最後に高級豆 REC COFFEEはこの感じ。12g In 30g Outに1min19secかかりました。

どれもぱっと見はあまり変わらず、それぞれクレマもできています。安価豆・中級豆は元々いつ焙煎された豆か全くわかりませんが、REC COFFEEのものは私がなかなか使いきれておらず1ヶ月程経ってしまっているものであること注意書きしておきます。

味の方は、安価豆 OKは、かなり酸っぱい感じで、ちょっと嫌な感じの植物感があります。甘さはあまりなし

中級豆のスターバックスは、酸味はほとんどなく、どっしりと濃厚なボディと苦味。この中ではまだよく抽出できた方かなと思います。

高級豆のREC COFFEEは、ほんのり甘味があり後から酸味が少しくる感じです。ただ、抽出時間が明らかに長すぎで結構嫌なえぐみも出てきてしまっています。

それぞれ明らかに味に違いがあり区別は簡単です。今回の3抽出に限って美味しさに順位をつければ、中級豆 → 高級豆 → 安価豆の順番かなと思います。

今回やってみて思ったのは、エスプレッソ抽出はフィルターコーヒーと比べ抽出スキルの面でかなり難しく、成功・失敗でコーヒーの出来上がりの差が大きく出てしまいます。

まだまだ私はエスプレッソ抽出のスキルが足りず、抽出の出来によるばらつきが大きすぎて、豆の良さの差を覆い隠してしまっている状態だと思います。ですので毎回中級豆が一番にくるとは思っていなく、当然高級豆が一番美味しくできることもあると予想します。

フィルターコーヒーでの比較で感じられたように、豆のポテンシャルとしては高級な豆は個性がはっきりとしている面でそれだけの価値があるものだと思います。ただ、私のようにエスプレッソをまだ淹れ慣れていないような時に高級豆を使うのは、私個人の意見としてはちょっと勿体無いかなと思います。

自分の中での結論は、グラインダーをちゃんとしたエスプレッソ用のものを入手し、エスプレッソ抽出のスキルが上がるまでは基本あまり高級な豆でエスプレッソは淹れない。

もう一点言えるのは、スキルや道具が揃った方でも新しい豆でエスプレッソのチューニングを行うには最低でも2・3回は淹れて調整が必要になります。一般的にはダブルで一回18gとか使うので、せめて200gぐらいある豆でないとチューニングが終わったところで豆を使い切ってしまうというのもありますね。高級豆は100g単位とかで売っていることも多いのでその面も注意が必要かなと思います。

ラテにして比べてみた

上で淹れたエスプレッソにスチームミルクを加えてラテにして飲み比べも行ってみました。

総じて言うと、ミルクの甘味が加わりどれも飲みやすくなります。

元々この比較をしてみようと思ったきっかけの、ミルク加えたら差が分からなくなるんじゃないか疑惑ですが、全くそんなことはなかったですね。全然それぞれ味が違います。

そりゃそうだという話ではあるのですが、エスプレッソのままの味わいが結構ダイレクトに残っていて簡単にどのラテがどの豆のものなのかの判別は可能です。今回実験するまでは、ミルクを足すことでコーヒーの味わいが薄まって差が分かりづらくなるのかなと予想していましたが、感覚としてはミルクの味が足されるもののコーヒーそのものの味わいは残っています。

ただやはりミルクがあることで全体的に味わいがまろやかになるので、繊細なコーヒーの味わいなどは感じづらくなっているところはあると感じました。スペシャリティーコーヒーの繊細な香りや味わいを感じるにはやはりブラックがいいのかなと思います。

この意味では高級豆のラテというのはやっぱりちょっと勿体無いのかなというのが私の考えです。もちろん美味しいのですが、ラテにしてしまうとコスト分に見合った味わいを

ということで、しばらくの間の私の作戦は、

  • 高級なスペシャリティコーヒーはそのポテンシャルをなるべく引き出せるように、フィルターコーヒーで飲む
  • エスプレッソは中級豆・安価豆で淹れて練習をする。(グラインダー買いたい)
  • エスプレッソ抽出スキルが上がったら高級豆トライする。
  • ラテは今後ずっと中級豆ぐらいでいいかな。

といった感じです。

みなさんはどのようなコーヒー豆をどんな感じで使われていますでしょうか?

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