みなさま、こんにちは!
コーヒーの抽出パラメータシリーズの第4回目では、抽出温度についてご説明します。シリーズまとめページもぜひご覧ください。
調整の基本
コーヒーの成分を抽出する際に使用するお湯の温度も重要な要素になります。砂糖をお湯に溶かす方が水に溶かすより簡単なように、温度が高いほど抽出がしやすくなります。とはいえ、抽出を上げ過ぎれば好ましくない成分も多く出てしまうため、温度が高ければ良いわけでもありません。
一般的には抽出のしやすい深煎りの豆の場合は80-85℃辺り、抽出のしにくい浅煎りの豆は90度辺りを使うといいとされてます。
調整方法
温度の調整は温度計を使って狙った温度までお湯を温めるという若干面倒な作業が発生します。温度調整機能付きの電気ケトルがあるとこの辺りは楽ですね。
温度調整を行う際に気をつける必要があるのが抽出に使う器具に熱を取られる点です。プラスチック製のドリッパーなどを使う場合はそれほど影響はありませんが、陶器製やガラス製の物を使う場合は必ずコーヒー粉を入れる前にお湯をかけて器具を温めてください。これによって最終的に狙った温度でコーヒーを淹れることができます。
温度で結構出来上がりに影響があり、若干面倒ですが比較的調整しやすいパラメータですので色々試してみるといいと思います。
他パラメータへのリンク
他のパラメータは下記の記事で解説しております。ぜひご覧ください。
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