みなさん、こんにちは!
先日Gaggia Classic Proを購入し、連日エスプレッソやラテを淹れて楽しんでいます!
このGaggia Classic Proを選んだ大きな理由として、業務グレード製品で使われる58mmバスケットを利用するマシンというポイントがありました。家庭用のエスプレッソマシンの安いものだとほとんどはひと回り小さい54mmだったり独自のサイズを使ったりします(そもそもちゃんとしたバスケットを使えないものもありますが)。
この58mmを使うマシンの利点というのは、業務用マシンで使われるような様々なアクセサリが使えることにあります。
ということで、早速マシンをアップグレードすべくボトムレスポルタフィルタを購入しました!(ボトムレスポルタフィルタってなんぞや。という方はこちらの記事ご参考にしてください。)
買ったもの
ポルタフィルタはメーカー(Gaggia)純正のものもありますが、日本ではなかなか入手困難です。マシンのように輸入を考えてもいいのですが、なかなかそこまでするものでもないかなといった感触です。純正品は間違いなく使える安心感ありますが、$65ぐらいするみたいで結構高価ですし(輸入したらもっとかかる)、Gaggia Classic Proの弱点のプラスチック製ハンドルのものになります。
せっかく色々なアクセサリに適用できる58mmマシンを購入したので、純正でないものから選びました。
探していくと、日本のアマゾンでも結構な選択肢が出てきます。個人的に探していたのは、当然ボトムレスの58mmポルタフィルタ、Gaggia Classic Proに合うもの(後程、説明します)、できれば木製ハンドルのもの。で選んだものがこちらです(Amazonのリンク)。7000円弱しました。純正品と同じぐらいのお値段ですね。。。まぁ輸送とプラスチック製で無いことを考えればちょっとは安いかなと。
中国から発送され、2週間ぐらいで届きました。特に商品固有の名称やブランドなど無い、かなりジェネリックなものですね。箱はこんな感じ。そこそこの値段しているので、若干不安を煽る箱でしたね。
開けて見ると出てきました。
結構質感はいいです!ハンドルもちゃんと本物の木製でいい感じ。金属部分も鏡面仕上げでかなり綺麗に仕上げられています。一応、商品説明にはステンレス製と書かれていました。確認のしようはないですが、ちゃんと重みもあり嘘ではないかなと思います。370g弱ありました。
比較として、Gaggia Classic Proについてきた純正のダブルスパウトポルタフィルタが約500gです。こちらは底面もスパウトもあるのでそれを考慮すると、ボトムレスの方が結構しっかりとした作りをしているのが分かると思います。
ちゃんとバスケットを止めるためのスプリングも入っています。
純正のダブルスパウトと並べるとこんな感じ
一個嬉しい誤算がありまして、おまけでバスケットがついてきたということですね。(すでに写真に写ってますが)
サイズとしてはGaggia Classic Pro付属のダブルバスケットよりひと回り容量の小さいものでした。12g用ぐらいですかね。
ちょっと驚いたのが、写真では分からないかと思うのですが、Gaggia付属のバスケットより、目視では穴のサイズが均一に見えた点です。上がボトムレスポルタフィルタについてきたもの、下がGaggia付属のものです。
品質によりますが、バスケットも安いものでも1000円ぐらいはしますのでラッキーですよね。
もちろん、Gaggia Classic Proに何の問題もなく取り付けることができました。色合い的はこんな感じで、好みによると思いますが、個人的にはバッチリだと思います。私は黒のGaggiaを購入しましたが、この色と非常に合っているのではないかと。純正のものよりかっこいいです。
ジェネリックなポルタフィルタには正直あまり情報がなく、心配はありましたけどかなり当たりだったんじゃないかなと思います。大満足です。もしGaggia Classic Proようにお探しの方がいたらおすすめです。
で、最初にチラッと書いたGaggia Classic Proに合うものというところで注意なのが、58mmのサイズだけ確認していてはだめで、ポルタフィルタがマシンに引っかかるためのタブ部分の位置も重要です。
Gaggia Classic Proでは、このタブがハンドルに対して斜め位置になります。結構多くのマシンではタブが横についているので、こちらのタイプのものを買ってしまうとポルタフィルタをロックした時にハンドルが正面に向かずに右側に斜めになる形になります。(最悪タブのサイズとかが違うと入らないこともあるかもしれません。多分ここは大体一緒だと思いますが)
この点はぜひお持ちのマシンのポルタフィルタを確認して、適したものを購入してください。
ボトムレスポルタフィルタの利点
実際に使ってみましたが、2つ大きな利点があると思います。
抽出の様子が確認できる
一点目は、ボトムレスになってバスケットの底が直接確認できるので抽出中にどんなことが起きているか見ることができるというのが大きな利点です。
抽出中にバスケットの底を観察することで色々な問題点が分かります。
エスプレッソが流れ出す箇所であったり、流れが増えてきて一本の筋に収束するまでの時間などから、パック全体に均一にお湯が流れているかが推測できます。一部から流れ出ていなかったり、収束するまで時間がかかったり、また収束しても中心に集まらずにどちらかに寄っている場合はパックに偏りがあることが予想できます。タンプが水平でなかったり、粉が固まっていたりすると思うので、パック準備を改善する必要があります。
もう一つ見るべきポイントは、エスプレッソが噴き出ている箇所がないかです。この写真ではめっちゃ吹き出ていますね。下手くそ丸出しです。。。ご容赦を。そこらじゅうに飛び散っているのがわかると思います。吹き出る現象が見えた場合は、パックにチャネルができてしまっていることを意味します。チャネルとは加圧されたお湯がコーヒーパックに穴を開けてしまうことですね。
チャネルもパック準備の不備だったり、粉の粒度や均一性に問題があることで発生します。チャネルができてしまうと、チャネル周辺は過剰抽出が起き、他のところが抽出されないので不均一な抽出になってしまいます。いいエスプレッソの天敵です。
このように、バスケットの底をよく観察して、グラインダーの調整をしたり、パック準備のテクニックを磨くことでスキル向上が望めるというのが利点です。
スケールが入れられる
2点目の利点は、ボトムレスになりスパウトがなくなるので、カップまでの距離が広がることです。ここが広がることでカップの下にスケールを入れられたり、背の高いカップを使うことができるようになります。
私はTIMEMOREのBLACK MIRRORというスケールを愛用しているのですが、スパウト付きのポルタフィルタの下には置ませんでした。。。。
ところが、ボトムレスにするとこの通り、置ます!
スケールが置けるというのは非常に重要なポイントです。抽出の量と時間を計測することで、エスプレッソのレシピをチューニングすることができます。粒度・ドース・比率などのパラメータを変えて、抽出量と時間を測定することで調整の効果を確認することと、抽出の安定性を計測することができるようになります。勘で抽出していたらいつまで経っても上達しません。この意味でもボトムレスポルタフィルタはエスプレッソ抽出の上達に貢献します。
ちなみに実測値で純正のダブルスパウトのスパウト下からドリップトレーまでは70mm、ボトムレスにすると95mmになりました。
美味しいエスプレッソを淹れたい方は、ボトムレスポルタフィルタをぜひ!
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